日本CLIL教育学会 (J-CLIL) 第5回研究発表会
12月2日に行われました研究会の報告です。
日時:12月2日(土)2時~5時
場所:早稲田大学(早稲田キャンパス)11号館710教室
1.輪読会
"Designing materials for CLIL"
in Ball, P., Kelly, K, & Clegg, J. (2016). Putting CLIL into Practice (Unit 7).
相羽千州子(東京電機大学)
2. 研究発表
「CLIL理科の実践と検証 -寝屋川市における授業実践ー」 中田葉月(寝屋川市教育委員会)
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輪読会
"Designing materials for CLIL"
in Ball, P., Kelly, K, & Clegg, J. (2016). Putting CLIL into Practice (Unit 7).
相羽千州子(東京電機大学)
詳細はこちらよりご覧ください。
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研究発表
「CLIL理科の実践と検証 -寝屋川市における授業実践ー」 中田葉月(寝屋川市教育委員会)
本発表では、発表者自身が日本の小学校とフィンランドの小学校で行った、環境問題「“Mottainai” saves the earth.-What can you do?-」と、日本の小学校で行った理科「食物連鎖-The food chain-」、さらに市内小学校教員により行われた、児童が思考し、協同する理科、社会、プログラミング授業の様子を映像により紹介しました。
また、環境問題CLILの授業の中で使用した、子どもが思考し、文構造の気づきを促すことができる「Typhoon game」を参加者に実際に体験してもらいました。
さらに、CLIL授業では、教科内容を使用することで、児童の発達段階に応じた知的好奇心を満たし、思考する場面を意図的に組み込むことができるため、意欲の向上を図られことを、アンケート調査の結果を元に報告しました。