日本CLIL教育学会第5回大会報告
下記日程で、Zoom+対面のハイブリッドにより第5回大会が開催されました。
◆日時:2022年10月15日(土)10:00-18:00
◆会場:早稲田大学(戸山キャンパス)およびオンライン(Zoom)
◆大会テーマ:多様な文脈での実践共有:次のステップに向けて
本大会は、池田真教授(上智大学)を新会長とする初の大会であり、同会長の基調講演「ブルームのタクソノミー再訪:原著と改訂版」に加えて、Oliver Meyer教授(ヨハネス・グーテンベルク大学)にも基調講演”Beyond CLIL: Pluriliteracies Teaching for Deeper Learning”をしていただきました。
その他、17件の研究発表、1件のシンポジウム、5件の賛助会員発表が行われ、CLILの原点にも言及しながら、多様性を認め持続性を目指す最新のCLIL教育・研究の一端を共有することができました。なお、本大会では、姉妹学会となったThe Spanish Association for Bilingual EducationのXavier Gisbert教授によってビデオ発表”Bilingual education in Spain”もしていただきました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
▶プログラム
▶当日の発表資料(PDF、提出分のみ)
発表:上野育子(立教大学)
「日本の大学における CLILコースのファシリテーショ ン:教材開発プロセスの視点から」
発表:小島さつき(宮城大学)
「大学における CLIL ア ローチ導入の可能性とその検 証」
発表:Yukimi Hayafune (Graduate School, University of Tsukuba)
“How CLIL influences Japanese university students’ motivation and confidence in learning English”
発表:高橋誠史(梅光学院大学)
「英語Basic User の大学生に対する ESP 講座での CLIL 実践と考察」
発表:川畠嘉美(石川工業高等専門学校)・鬼頭美帆(石川工業高等専門学校)
「Living with Diversity:多様性 CLIL の実践と効果の検証」
発表:高柳真理(城西国際大学)
「新しい学部科目『統合 日本語』の試み-学部横断的に選ばれた各テーマに4Cを取り入れた授業のデザインとその実践を振り返る-」
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