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​活動レポート

第41回J-CLIL例会

日時:2024年5月18日(土)14:00~17:00

会場:早稲田大学戸山キャンパス32号館127教室+オンライン(Zoom)


1.坂本ひとみ Hitomi Sakamoto(東洋学園大学Toyo Gakuen University)

「小学校におけるSDGsをめざしたCLIL授業実践」(発表言語:日本語)

"CLIL lessons at the Elementary School Level Aimed at Achieving SDGs"​

                                        

 発表者は約20年、持続可能な社会の創り手を育てるESDをめざし、「人とつながる力」「世界とつながる力」をつけるための英語授業にはCLILが最もふさわしいと考え、実践研究を重ねてきた。その契機となったのは、東日本大震災後のボランティアの経験であり、ESDの学びにより、自分自身がアクションを起こせる人間に変容したことに気づいた。その後は主に福島の小学生を対象として、SDGsのテーマを内容とした英語授業で、トルコやネパールの子どもたちと共に学び、考え、ビデオレターによって意見交換をするプロジェクトに、大学の児童英語教育ゼミの学生たちと一緒にかかわってきた。今後もESDとCLILの二刀流で実践研究を継続していきたい。





2. 山下真一 (福岡女子商業高等学校 Fukuoka girl's Commercial High School )

「商業高校における社会と結びついた CLIL 実践報告」(発表言語:日本語)

“Connecting the Classroom to the Community: CLIL in Commercial High Schools”





福岡女子商業高校で伝統的に行われている女子商マルシェというイベントを軸に、日ごろ学んでいる商業知識を活用するような英語の授業を実施しました。

マーケティングを英語で学び、日ごろ商業の授業で習っている知識を活用しながら英語の授業を受けられるような設計をしました。

実生活に関係のあるコンテンツを取り上げることにより、生徒は積極的に授業に参加していました。

以下、アンケート結果の抜粋です。

・教科書をすることよりもこうやってマルシェにつなげてくれたことで楽しく、飽きず、ためになる授業だったので良かったです!

・商業の知識や文章を読む力がより深まったように感じました。面白い授業をありがとうございます。



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